縁日に行けば必ずどこかにはある、お面の店です。お決まりなのが戦隊もののヒーローですね。最近では流行が取り入れられ、新しいものが年々増えている様子。ポケモンはもちろん、麦わらのルフィやとっとこハム太郎、加藤茶や志村けんまで。大半が子どもが喜びそうなもののなかで、志村けんの右隣にぽつりとあるのがひょっとこのお面です。これ、ちょっと気になりませんか?一体誰が買うのか気になるし、それでいて縁日には普遍的なお面でもあるような。
ひょっとこを辞書で調べてみますと、こうあります。《〔火吹き竹で火を吹く「火男(ひおとこ)」の転〕(1)片目が小さくて、口のとがった男の滑稽な顔つきの面。また、それをつけて踊る踊り。(2)(1)に似た顔の男。また、男性をののしっていう語。「―野郎」(『大辞林』三省堂)》。どうやら、罵り語であることからもわかるように、この顔ってたぶん、畸形の一種。ホントなら人権団体が問題にしてもおかしくないのに、「ひょっとこ」という言葉はごくふつうに使われているし、SMAPが使っても誰もモンク言わないのです。ネットではここぐらいでしょうか、ちゃんと論じているのは。
ところで、宮崎県の日向市で、毎年夏に「ひょっとこ祭り」をやっているのをご存知でしょうか。詳しくは日向市のページをご覧になればわかりますが、日向というのは、『古事記』において神武天皇が東征に向かうとき、出発地となった所。使われているひょっとこ面は片目が小さくはないようですが、「ひょっとこ祭り」はどうやら神楽から来ているもよう。この地がひょっとこの発祥地だとすると、人権団体がひょっとこのモンクをいえないのは、何らかの政治的権力によるものだというのは考えすぎでしょうか。単に気づいてないだけかも知れませんが、いずれにしても、そうした「差別」に対する気づきと弾圧が、ある意味気まぐれに行われているのは事実でしょう。
ちなみにこのお面売りが縁日にあらわれたのはいつか。ちゃんと調べてみなければわかりませんが、少なくとも江戸期からあったのは確かなようです。
ご存知、Novaうさぎがたくさんあります。しかし――写真ではわかりづらいかもしれませんが、上と下の写真を比べてみてわかるのが、上のには胸のNマークがなく、下のにはある、ということです。だから、この上のダッコちゃん型人形は、たぶんNovaの許可を得ないまま作っているということが容易に想像できます。著作権侵害スレスレってところでしょうか。
こういうことができるのは、縁日だからなんでしょうね……続いてもせいぜい1週間、みんな楽しむために来ているから誰も訴えないし、ささっと見過ごすのが常でしょうから。
まさに「ニセモノ」であるという匂いをプンプン匂わせていられるのも、ここが祝祭空間であり、非日常の世界だから。(あ、別にその誰かを責めるのを目的にしてるわけじゃないので)
しかし、サーフィンやってるNovaうさぎのCMって、けっこう最近ですよね?たかがここ1〜2ヶ月ぐらいの話だろうに、この縁日のためにせっせと新製品つくって売り出しにかかる。著作権なんてなんのその。そのパワーにはある意味、脱帽です。それだけNovaうさぎっていうのは、いまタイムリーで、売れるキャラクターなのかしら。
ところで、上の写真にある、顔の半分以上が目のキャラクターって何ていうの?どなたか知ってる方いたら教えてください。少女マンガだろうけど、その辺うといので。[2003.10.20追記]情報いただきました。POWER PUFF GIRLSというあちら製のアニメのようです。このページ、なかなか楽しい♪
パソコンやゲームでおなじみのキャラクターもダッコちゃんになってます。右はごぞんじ、ポストペットのモモちゃん。左は、私はよく知らなかったのですが、どこでもいっしょ
というゲームの井上トロ君というそうです。ポケットステーションでお話ができる新しい遊びで、キャラクターとお話して楽しむソフトだそうです。一昔前に流行った、キャラクター育成ゲームとおんなじようなものですかね……たまごっちとかと似た(古い?^^;)。
これは、どうなんでしょ?ちゃんと許可得て作ってるんでしょうか?モモちゃんなら手の白い部分がないとか、トロ君なら顔の輪郭がちがうとか、いくらでも言い訳できそうに作ってあるようにも見えます。人間ってのは、好きなものやかわいいものを完全にイメージでとらえていて、厳密に同じでなくとも似たようなもので満足してしまうっていう心理をうまいこと突いた商売です。売る側にとっても買う側にとっても、類似物でいい。モンク言うとしたらキャラクター作ってる会社だけ。このキャラクターに入れあげてるような人は滅多にいないでしょうし、「トロ君の顔の輪郭は四角くなきゃいけないんダ!」なんて言う人いないから。ホント、うまい儲け方をするもんです。
|